基調講演

7L1FFN 磯先生の基調講演です。

とてもためになるお話を拝聴しました!

事例報告①

JA2LV 北野さんによるご報告。

戦後アマチュア無線復活から今まで70年間のアマチュア無線を振り返り「老人ホームに行くときはD-star機を持って行き、全国とおしゃべりする。その時に備え今はターミナルモードとか勉強中!」と。ただただ脱帽です。

事例報告②

JS2QGV西崎君のご報告。

中学1年生で三アマの西崎君から「小学校の卒業旅行で浜松近郊の電車旅をした。都度都度レピータで声を出したが、天竜浜名湖鉄道沿線でハンディで交信できるのは驚いた」と報告がありました。JP2YICレピータのカバーエリアが広いことを強調しましたが、他方かなり鉄分が多い発表でした。近く二アマを受けるそうだがそちらも頑張ってもらいたいです。

意見交換会

フリーディスカッションを行ないました。
(「→」以降はコメント)

以下の意見が出ました。まとめます。
◆今日お越し下さらなかった方も仲間なのでよろしく。
 →ヘビーユーザーの方数人が都合で来れなかった。仲間外れにしないで!
◆D-starを使ってもっともっと海外との通信を楽しみたい。
 →ICOMのカタログによると「海外とも簡単に交信」等と書いてあるのだが実際にはほぼ不可能(日系の方がたまに出てくることがあるがそういう次元ではなく。日本がガラパゴス?)。
◆スマホとの連携、など新たな使い方開発をお願いしたい。
 →いろいろな使い方ができると思うが、相変わらずD-star機が無ければ楽しめない(日本では)。法規制があるなら交渉するなどして、技術的な問題があるなら皆の知恵を集めて、裾野を広げて欲しい。10年ぐらい前から技術開発が停まっていないか?
◆このレピータを「防災目的」とかに活用できないか?
 →JP2YIC管理団体としては「静岡大学防災総合センター」と協働で何かうまくできないか検討中だが、防災センター側で有資格者がいないので今すぐなんとかできなく申し訳ない
 →いざという時の訓練のためにも、日々レピータを使って欲しい(懇願)。カーチャンクするだけでなく。
◆ロケーションの良いところにあるので、違うことできないの?楽しい使い方もっとないかな?
 →レピータのアンテナは145/435の共用で、145側は使っていない。なのでAPRSのデジピータとして活用できないか考えている。ただ、レピータ周波数434.11MHzが144.70MHz(APRSは144.64/144.66MHzを使用)の3倍波にどう影響を受けるか未検討なのでまずはそのあたりから。また「特小」のレピータを上げる、なんてのも混信問題が解決できれば考えたい
◆今日の話は少し難しかった。シンプレックスのDVモードの話しとか、そもそもD-starの運用は・レピータに繋げるのってどういうことなの、という話も知りたかった。
 →「レピータユーザという集まり」なので最低限のことは省略して申し訳ない。本当にすそ野を広げるならそういう講演会なども必要。地域のクラブでお願いできれば良いのだが…。検討します。
 →433.30MHzのいわゆるデジタルの呼び出し周波数を聞いている人はほぼいないのではないか。アナログのメインチャンネルで普通にCQを出してデジタルに移行する、という運用方式がシンプレックスでは行われているようです。
◆磯先生の講演の中に「D-star用のアダプタ」の件があった。そのアダプタを付ければ、いわゆる「あかんやつ」というような格安中華トランシーバでD-starをやることができるのか、そうなればやる人増えるのでは。D-star機高すぎでもあるし。
 →9600ボーのいわゆるパケットの信号が取り扱えれば可能かもしれない。「あかんやつ」の詳細は不明だがSDR機でD-starを受信できるという話もあるので、色々調べてみたい。メーカーには聞かないでね!

局舎アンテナ見学会

写真撮り忘れましたが、その後全員で「登山」して局舎・アンテナの見学を行い、解散となりました。

文責 JR2BEF鈴木 (2024.9.18)

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